2020-21シーズンはアントニオ・コンテ監督率いるインテルが勝点91を挙げ、ユヴェントスの9季連続制覇を阻止して11年ぶり19度目の優勝を果たした。2位ACミラン、3位アタランタ、4位ユヴェントスとともに上位4チームがCL出場権を確保し、得点ランキングはユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウドが29得点でセリエA移籍後初となる得点王(カポカンノニエーレ)に輝いた。開幕早々の10月にはナポリがCOVID-19対策を巡ってユヴェントス戦を欠場する騒動があったが、後に処分は撤回されている。
このシーズンから新設されたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)の出場権が初めてイタリアに割り当てられ、7位ASローマがこれを獲得、翌2021-22シーズンに同大会の初代王者となる伏線となった。降格圏では18位ベネヴェント・カルチョ、19位FCクロトーネ、20位パルマ・カルチョが入れ替わった。
最終順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | インテル CL | 91 | 89 | 35 | +54 |
| 2 | ACミラン CL | 79 | 74 | 41 | +33 |
| 3 | アタランタ CL | 78 | 90 | 47 | +43 |
| 4 | ユヴェントス CL | 78 | 77 | 38 | +39 |
| 5 | SSCナポリ EL | 77 | 86 | 41 | +45 |
| 6 | ラツィオ EL | 68 | 61 | 55 | +6 |
| 7 | ASローマ UECL | 62 | 68 | 58 | +10 |
| 8 | サッスオーロ・カルチョ | 62 | 64 | 56 | +8 |
| 9 | サンプドリア | 52 | 52 | 54 | -2 |
| 10 | エラス・ヴェローナ | 45 | 46 | 48 | -2 |
| 11 | ジェノアCFC | 42 | 47 | 58 | -11 |
| 12 | ボローニャFC | 41 | 51 | 65 | -14 |
| 13 | ACFフィオレンティーナ | 40 | 47 | 59 | -12 |
| 14 | ウディネーゼ・カルチョ | 40 | 42 | 58 | -16 |
| 15 | スペツィア・カルチョ | 39 | 52 | 72 | -20 |
| 16 | カリアリ・カルチョ | 37 | 43 | 59 | -16 |
| 17 | トリノFC | 37 | 50 | 69 | -19 |
| 18 | ベネヴェント・カルチョ 降格 | 33 | 40 | 75 | -35 |
| 19 | FCクロトーネ 降格 | 23 | 45 | 92 | -47 |
| 20 | パルマ・カルチョ 降格 | 20 | 39 | 83 | -44 |
※ コッパ・イタリア決勝(2021年5月19日)はユヴェントス(リーグ4位)がアタランタ(リーグ3位)を2-1で下して優勝したが、ユヴェントスはリーグ成績で既にCL出場権を確保していたため、本来優勝クラブに割り当てられるEL出場権は6位ラツィオへ繰り下がった。さらにラツィオが本来得るはずだったUECL出場権(このシーズンから新設された第3の欧州カップ戦)は7位ASローマへとさらに繰り下がり、ASローマは翌2021-22シーズンにUECL初代王者に輝くことになる。また10月4日のユヴェントス戦は、ナポリの選手にCOVID-19陽性者が出て保健当局から移動許可が下りなかったため試合が不成立となり、当初ナポリは0-3の没収試合・勝点1減算の処分を受けたが、同年12月にCONIスポーツ仲裁委員会への提訴が認められて処分は撤回され、試合は2021年4月に改めて開催された(最終順位・勝点はこの撤回を反映済み)。財政関連の勝点減算処分は確認されなかった。
得点ランキング
| 順位 | 選手名 | 得点 |
|---|---|---|
| 1 | クリスティアーノ・ロナウド | 29 |
| 2 | ロメル・ルカク | 24 |
| 3 | ルイス・ムリエル | 22 |
| 4 | ドゥシャン・ヴラホヴィッチ | 21 |
| 5 | チロ・イモービレ | 20 |
| 5 | シミー・ンワンクウォ | 20 |
| 7 | ロレンツォ・インシーニェ | 19 |
| 8 | ドメニコ・ベラルディ | 17 |
| 8 | ラウタロ・マルティネス | 17 |
| 10 | ジョアン・ペドロ | 16 |
